BASELINE
機密の扱い
守秘義務まわりの運用が、なんとなくで回っている
この領域の一般的なやり方を7項目ぶん書き出しています。 合っていればそのまま、違うところだけ書き換えてください。
- 01
顧問先の情報を誰に話してよいか
- どんなとき
- 顧問先の情報を事務所の外で話すとき
- 一般的なやり方
- 話さない。他の顧問先にも、家族にも共有しない
税理士には守秘義務があります(税理士法38条)。 職員も同じ義務を負います。
- 02
パスワードの渡し方
- どんなとき
- パスワード付きのファイルを顧問先に送るとき
- 一般的なやり方
- ファイルとパスワードを別々の手段で送る
同じメールに書いている場合、それは実質的に無防備です。実態を残してください。
- 03
誤送信を防ぐ確認
- どんなとき
- 顧問先の資料をメールで送るとき
- 一般的なやり方
- 宛先と添付ファイルを送信前に確認する
同姓・似た社名の顧問先がある場合、誤送信は実際に起きます。 該当があれば残してください。
- 04
事務所の外で作業するとき
- どんなとき
- 自宅や外出先で顧問先のデータを扱うとき
- 一般的なやり方
- 事務所が許可した環境でのみ扱い、端末を持ち出す場合は所長の許可を得る
在宅勤務の有無で大きく変わります。実態を残してください。
- 05
不要になった資料の捨て方
- どんなとき
- 顧問先の情報が載った紙を捨てるとき
- 一般的なやり方
- シュレッダーにかけるか、溶解処理に出す
そのままゴミ箱に入っている場合、それは事故予備軍です。
- 06
私物の端末を使ってよいか
- どんなとき
- 私物のスマートフォンやPCで仕事の連絡を扱うとき
- 一般的なやり方
- 事務所が許可した用途の範囲でのみ使う
私物スマホで顧問先とやりとりしている場合、退職時にその履歴ごと消えます。
- 07
職員が辞めるときの権限の扱い
- どんなとき
- 職員が退職するとき
- 一般的なやり方
- 退職日までに、共有フォルダや会計ソフトのアカウントを止める
止め忘れは実際に起きます。 誰が止めるかを決めておいてください。
ここにあるのは事務手順だけです。税務判断は含みません。